占星術の星座のお話vol.6~やぎ座の性格と性質~
西洋占星術で「性格・性質」を表すといわれる「星座(サイン)」について解説していきたいと思います。
今日は「やぎ座」です。
やぎ座の基本情報・性質
*星座記号…♑(12サインのうち9番目)
*区分…マイナスサイン・活動宮・地
*支配星(ルーラー)…土星
*太陽星座…12月23日~1月19日生まれ
*キーワード…自我・仕事
誠実で真面目、強い責任感を持っているやぎ座。
周囲の人からは落ち着いた印象をもたれることが多いでしょう。
実力をつけ、目的を達成するためには時間がかかることを知っているので、途中でも投げ出さずに努力を重ねることができるのが、やぎ座さんです。
やぎ座の魅力♡
・真面目で努力家
・諦めない(失敗しても続けることができる・できるまでやる)
・責任感・信用
やぎ座の魅力といえば「こつこつと努力を重ねる忍耐力」。
これはやぎ座さん自身が
「価値のある人間でありたい」
「確固たる地位を築きたい」
と、いつも思っているから、といわれています。
「劣等感」というキーワードも持っているので、
「自分ができない人間だ」と思いがちなところがあるやぎ座さん。
「周りのために力を尽くして自分自身の居場所を確保したい」
「そのために実力をつけていきたい」という気持ちが人一倍強いのです。
こうやって書くと、ネガティブな雰囲気も出ますが…
目標のために時間をかけることや努力することを惜しまない。
この劣等感をも力に変えて、努力をし続ける芯の強さは、やぎ座の才能です。
やぎ座の要注意ポイント☆
・頑固
・人付き合いが苦手
・自信がない・臆病
落ち着いていて、控えめな印象なやぎ座さん。
実は自分軸が強くて、一度決めたことはなかなか譲りません。
これは「やるべきことをやって評価されたい」という気持ちが人一倍強いから。
成果をあげることに直結することがやりたいし、
うまくいくために努力を惜しまないのですが、
それ故、「結果にこだわりすぎる」癖があるのです。
結果を出すことが最優先なので、
放っておくといつまでも「仕事・勉強・役割」をこなすため、プライベートが二の次になりがちです。
実益を求めるがゆえに、視野が狭くなってしまいがち。
社会へ貢献しようとするがゆえに、個人としての自分は置いてけぼりになりがち。
そこにやぎ座の不器用さがあらわれるのではないでしょうか。
やぎ座さんは、人付き合いもちょっと苦手です。
(※たわいもないおしゃべりに参加するくらいなら、仕事しなきゃ思考になりがちなのです)
やぎ座さんと仲良くなりたい人は、焦らず時間をかけてお付き合いしていきましょう。自然に距離が縮まっていけば、長くよい人間関係を築くことができるはずです。
やぎ座に意識してほしいこと
やぎ座は、こつこつと時間をかけて努力を重ねて最終的に望むポジションを確立することができます。
そしてやると決めたことは、自分の中で完璧になるまでやり遂げようとします。
それはやぎ座の才能なのですが、
「なにごとも完璧にやろう」というストイックさが、かえって視野や考えが独りよがりにさせる一因となることがあります。
成果が出ること・成功につながること以外はあまり手を付けようとしないのですが、
これは「人生の楽しさ」を味わう機会を逃してしまうことにつながりかねません。
真面目なやぎ座さんは、「遊ぶこと」を意識して取り入れるくらいの方が、ちょうどよいのかな…?と思います。
視野を少しずつ広げて、様々な経験をすることをやってみてください。
・仕事とプライベートの時間をきっちりとわける(お休みの日に仕事をなるべく持ち込まない)
・良質なものにたくさん触れる
・信頼できる人とのつながりを大事にする
たわいのない遊びはもちろんのこと、
今の自分よりワンランク上だな、と感じるものに触れるのもおすすめです。
自分の安全圏から、ちょっとだけ飛び出して、いろんなことに経験することが、
やぎ座の人間力を高め、人生を豊かにするスパイスになるでしょう。
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