占星術の天体のお話vol.10「海王星」

西洋占星術で使う10の天体について
今回は「太陽系のスピリチュアリティ」海王星についてお話ししたいと思います。

海王星の基本情報

＜海王星＞
＊天体記号　♆
＊年齢域　84～99歳
＊公転周期　165年
＊基本的な意味
・直感
・想像
・芸術
・嘘や詐欺

海王星は「見えないもの」を表す

海王星は、1846年に発見された天体で

その発見のされ方も少し特徴的で、天王星の軌道の揺れから、外側にさらなる未知の惑星があるはず！

そんな認識で、存在するのか？しないのか？曖昧なものを、約60に渡る観測の結果みつけ出した星です。

そのため海王星は、「何があるかわからないもの」「目に見えないけれど影響を大きく与えるもの」という意味を持つようになりました。

海王星は、あいまいなもの、よくわからないものを表すので、その影響もなんとも形容しがたいものになることが多いようです。

なんとなく調子がいい、なんとなくしんどいなど漠然とした感覚をもたらします。

直感や夢、理想を表すのも海王星です。

海王星はふんわりとイメージすること、夢を描くこと、直感を信じることそのものに価値をおいているので、その感覚を味わうことが海王星を生かすポイントになるでしょう。
インスピレーションを芸術に生かすことができるのも、海王星の強みです。

ただ、そのふんわりとした感覚にどっぷりとつかってしまうと、現実との境界があいまいになってしまい、現実がおろそかになってしまう可能性もあります。

ひらめきや直感を信じることは、行動のキッカケとしてあると思いますが、最後までそのひらめきと直感で突き進むことは、シンプルに挫折を味わうだけではなく、家族や友人に迷惑をかけることにもなってしまう可能性もあるので注意してください。
また、海王星は165年のという長い年月をかけて、太陽の周りを回るため、1つの星座に約14年滞在する事になります。