占星術の天体のお話vol.1「占星術で使う10の天体」
自分が生まれた瞬間の星模様(地球からみた天体の位置)を書き起こしたものがホロスコープです。
西洋占星術では、主に10の天体(&小惑星)が「12の星座(サイン)」「12のハウス」のどのお部屋に入っているのか、またどんな位置関係にあるのかを読み解いて鑑定を進めます。
どの天体が、どの星座に入っているのかで、その人が持っている性質を…
天体同士の位置関係で、経験しやすい傾向や運勢を…
そう。西洋占星術は、「天体の位置」で占うので、「天体」がないと占えないのです!!
西洋占星術で使う10の天体
今日は、この中の10の天体についてお話します。
西洋占星術では、主に
「太陽」「月」「水星」「金星」「火星」「木星」「土星」「天王星」「海王星」「冥王星」の10の天体を使います。
これらの天体にはそれぞれ意味・特徴があります。
例えば、太陽は「その人の社会性・生き方」、月は「心の内側・心の揺れ方」を表す…などといったように、ひとつひとつの星が持っている意味や役割が違っているのです。
天体によって、担当分野が違うので、占いたい内容によって注目する天体が異なる、と思うとよいでしょう。
占いたい内容によって注目する天体が変わる!けれど…
ただ、人生っていろんな要素が複雑に絡み合っているものですので…
例えば、お仕事運をみるときは、
それを司る水星と社会性を表す太陽に注目しよう!となるのですが、
いやいや、
お仕事を気持ちよくやるためには、感情を表す「月」も見ないといけないし、
どこまでお金を稼げるのか「金星」もチェックが必要だし、
どこまで粘れるか「土星」も見ておかないと…となるので、
結局、全部見ることになります。
テレビやメディアでとりあげられている「星占い」は主に「太陽」だけを使って占っています。
西洋占星術はまず10個の天体を使いますので、それだけでも単純に情報量が10倍以上!ということ。
実際には、星同士のつながり(アスペクト)などや、ハウス(生まれた時間による星の位置)も絡みますので、もっともっと深く細やかなものになります。
より深く、より細やかに
自分自身の資質や流れを知りたい人にはぴったりの占いなのではないかな、と思います。
占星術で使う10の天体についても、またお話していきますね!