占星術の星座のお話vol.2「占星術で使う12の星座」

自分が生まれた瞬間の星模様(地球からみた天体の位置)を書き起こしたものがホロスコープです。
西洋占星術では、主に10の天体(&小惑星)が
「12の星座(サイン)」「12のハウス」のどのお部屋に入っているのか、
またどんな位置関係にあるのかを読み解いて鑑定を進めます。

今日はその中でも「星座(サイン)」についてお話ししようと思います!

西洋占星術で使う12の星座(サイン)

占星術の12サイン(星座)とは、
おひつじ・おうし・ふたご・かに・しし・おとめ・てんびん・さそり・いて・やぎ・みずがめ・うおのことです。

占星術での「星座(サイン)」は「天体や先制点の位置をホロスコープの中で指し示すときに使う方角・座標」です。
西洋占星術で使っている星座(サイン)は、この夜空に浮かぶ12星座の名前と「おおよその位置」を使って定めたもので、
実際の空に浮かんでいる、星と星を結んでできる「星座」とは同じ名前でも、別ものと考えてみてください!

占星術では…12星座(サイン)は単に方角を示すわけではなく、
その星座(サイン)に入っている天体の性質に影響を与えるといわれています。
…ホロスコープの星座(サイン)から「持って生まれた性質や気質」が占える!ということです

私は「○○座!」っていわれるときは、たいてい…

よくテレビや雑誌などのメディアで見かける「12星座占い」は、だいたい「太陽星座」を見ています。
生まれた瞬間の「太陽」が「何座にはいっていたのか!」を見ているということですね!
もともと12サインが黄道(太陽の通り道)基準で設定されているので、誕生日から誰でも簡単に太陽星座を知ることができるので、
広く使われているのだと思います。

また「星占い」として全体的な運勢の傾向をみるときに、太陽がホロスコープ上での最重要天体だから当たりやすい!というのも大きな要因。
私も3か月占いは、太陽星座で占っています♡

西洋占星術では、10の天体について星座もチェックします。
個人の運勢で、特に大事な星座は「太陽」「月」「水星」「金星」「火星」星座です!
太陽が入る星座からは「社会での生き方・第一印象」、
月が入る星座からは「性格・受け止め方」、
水星が入る星座からは「コミュニケーションスタイル・仕事や勉強への取り組み方」
金星が入る星座からは「好きなもの(恋愛・お金・趣味など)との向き合い方」
火星が入る星座からは「トラブルへの対応の仕方・積極性のでるポイント」
などを知ることができます。

実際には、星同士のつながり(アスペクト)などや、ハウス(生まれた時間による星の位置)も絡みますので、
もっともっと深く細やかなものになります。
より深く、より細やかに自分自身の資質や流れを知りたい人にはぴったりの占いなのではないかな、と思います。

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