2023年は「新しいことを始めよう！」～春分図を読んでみた～

2023年3月21日、春分を迎えました！
西洋占星術では「春分」は「太陽がおひつじ座に入った瞬間（ホロスコープで太陽が牡羊座の0度にある瞬間）」のことを指し、2023年の星回りがスタートしたことを意味しています。
この春分図は、2023年の1年の流れを読むときにも用いられています。

2023年の春分図

2023年3月21日6時24分に春分を迎えた瞬間の東京でのホロスコープを作ってみました。
太陽と月を含む5つの天体が12ハウスにあります。
また、1ハウスにも3つの天体（＆ドラゴンヘッド）が入っていますね。小惑星も含めても、多くの天体が12ハウスと1ハウスに集中しているのが特徴的なホロスコープだな、と思います。
太陽は水星・海王星とコンジャンクション。火星とスクエア（ハードアスペクト）。
月は天王星とセクスタイル（ソフトアスペクト）。
アセンダントはおひつじ座にあって、木星とキロンがコンジャンクション。
…という星の配置になっています。

12ハウスは「隠された部屋」

占星術の12ハウスは、ハウスの一番最後。「秘密・隠されたもの」などを表します。
春分図で見るときも、何か隠されたもの…とか把握しきれないもの…といった意味を持ちます。ここに「国家」を表す太陽も「国民」を表す月も入っているので、
なにか国の先行きに不透明感が出そうなイメージが…わきますね…。

特に、太陽はいろいろな天体からの厳しめの影響を受けています。
3ハウスの火星から受ける影響が気になるところ。3ハウスは交通・情報・通信を表すので、ここのあたりのトラブルが大きな影響を及ぼすのかも…
火星は戦争などの意味もあるので、国際情勢も気になりますよね…

1ハウスは「人々の気持ち」

と、ここまで不安な要素ばかり書いてきましたが、希望も示されています。
1ハウスは「人々の気持ち・世の中のムード」を表すといわれています。この1ハウスにもたくさんの天体が集まっています。

また、アセンダント（1ハウスの起点・ものごとのはじまりを表す）は、おひつじ座にあり、木星と小惑星キロンが重なるように配置されています。

木星は「困難の緩和」、キロンは「癒し」という意味を持つ星です。
コロナ禍の中で、大変だった・苦労をした世の中の雰囲気が徐々に緩和され、人々の心が癒されるようなムードが出てくるよ、といったように読めます。
おひつじ座にあることから、「スタート」の雰囲気も強まりそう！

国民を表す月は、まだ12ハウスにあるので最初から100％解放！すっきり！というわけにはいかないかもしれません。
それでも、これまでとは少しずつ違った空気がでてきそうだな…という印象を受けました。

2023年のラッキーアクション

・新しいことをはじめる＆やめる！
・自分自身と身近な人をいたわる！

2023年は、いろいろな天体が動きを見せる1年です。
木星がおひつじ座からおうし座に…
土星がみずがめ座からうお座に…
冥王星がやぎ座からみずがめ座に…
それぞれ動いていくので、世の中の雰囲気も少しずつ変わる、といわれています。

春分図をみると、これまでの停滞感が全てまるっと解決！といった雰囲気ではありません（政治の問題とか社会問題は結構シビアになりそう…）。
ですが、その不安感に飲まれるより、よりよい未来に向かう方へシフトしていきたいですよね！

世の中の流れを感じながらも、自分自身が何をしたいのか…自分に問いかけてみてください。
これまで我慢していたこと、心に秘めていたことはありませんか？
うまくいく・いかないは一旦置いて、まずはチャレンジしてみましょう。

また、新しいことを始める前に、一旦手放すことが必要になることも…
止めようかな…でも…と迷って手放せないものが「執着」となってしまっていることもあります。
思い切って手放すという選択も視野にいれてみてくださいね。

趣味でもお仕事でも。
失敗を恐れずに果敢にチャレンジすることで得た経験や感情が、これからの人生の糧になりえる。
そんな1年になりそうです。

私も、もっと星を使える人になる！というのを目標に。
頭で考えているだけではなくて、実際に動くことを意識したいと思っています。
（まずはホームページのブログの定期更新…！）

みなさんも「新しい何か」はじめてみてくださいね！